お兄ちゃんまでのカウントダウン
先日、
"ひとりっこが
お兄ちゃんお姉ちゃんになるとき"
という心理士の先生のお話を聞いてきた。
冒頭から先生が、上の子は
"人生の初期で極めて強いストレスを
感じる経験をする"なんていうので
もう、それ聞いただけで
涙がにじんでしまい、やばかった(*´Д`)
◆きょうだいとは何か
・ひとつ屋根の下に暮らし、同じ親を
「 パパママ」と呼び、同じ家庭文化を共有する運命共同体。
・親よりも長い付き合いとなる。
◆赤ちゃんを迎える上の子が経験すること
・1番手→2番手におちる。
祖父母からの反応など。
→周囲のお祝いムードと自分の気持ちに
ギャップを感じ幼いながらも罪悪感を抱く
・「奪われる」体験を何度もする。
・おのずと「比較」するようになる。
◆子どもがふたりになるということ
家族関係は、絶妙なバランスの上に
成り立っており単純にプラス1ではない。
→上下だけでなくナナメの関係うまれる
◆赤ちゃんを迎える準備
・上の子のきもち:期待,不安,責任感の芽生え
・赤ちゃんの頃の写真などを一緒に見る
→ママのお腹に最初に来てくれたのはあなた
・愛情をおおげさなくらい表現。
"1番"は何人いてもよい。
・負の感情が生まれるのも当たり前と伝える。
◆赤ちゃんがえりへの対応
・赤ちゃんがえりは健康的な表現。
どんな甘えも受け入れてよし。
・上の子をママから引き離さない
→パパ,祖父母に下の子を託してでも一緒にいる。
・任せるときは思い切って任せる
→利他性の芽生え
・以前の様に手がかけられなくなるのは当然
関心をむけることを心掛ける。
◆きょうだいげんか
・一種のスポーツ。
・介入も仲裁も無用。
親は試合終了の合図を告げるだけ。
→親のジャッジが悔しさや傷つきを生む。
(ただしルール違反だけは見ていること)
◆上の子を大事にすると、
下の子をかわいがるようになる
~人は学ぶ生きもの。
優しくされると優しくなれる。
・兄弟は平等に?
→別人格なので同じにはできない。
各々あったモノ・量を与える。
・兄弟が何人いてもひとりっこの時間を。
(2人きりの時間とれなくても1対1で
向き合える「特別」な時間をそれぞれに。)
======長々とスミマセン(*´Д`)
やはりそうか、ということと
なるほど~(+o+)ということなど
もりだくさんで、学びの多い時間だった。
・・・とはいえ、これはあくまでも
心理学の観点からの知識。
兄弟間の歳のあき具合によっても違うし
その子の性格、親との関係の持ち方は
その家庭によりけり、人それぞれだと思う。
これらの知識をふまえた上で、何より
目の前の“お兄ちゃん”を見てあげよう
その裏側にあるかもしれない感情も考えて
接していこう、って思った。
私も、力みすぎないようにしなくては。
やっぱりギューッ♡が大事なのは
かわらないよね。
息子の描く家族の絵には今では
ほとんどの作品に弟が描かれている。
シースルーっ腹に宿るいのち。
こんな風にイメージしてくれてるんだね。
息子作。これは3作目くらいになる。
母の腹さえもキャンバス。